脳波ビジネス、BCIビジネス、脳波センサのアプリ開発に関心!期待高まる!
脳波を利用した健康管理、各年代で大きな関心!脳波関連の特許、トップはパナソニック。知財ビジネスマッチングに注目!
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http://www.aqu.com/brain-bci/ 脳波ビジネス、BCIビジネス
http://www.aqu.com/aqu-news/2017-2-21.pdf ニュースリリース
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当調査は、脳波を利用した製品サービスを中心にその需要動向、開発動向、特許の動向、市場展望を明らかにしています。とくに、脳波ビジネス、BCIビジネスは世界市場では米国Open BCIなどに見られるように、脳波センサシステムがパソコンのように身近なアプリ開発ツールとして関心を集めてきており、マルチコプター、ドローン市場の初動に似た動きを見せています。
当報告書の需要動向では、脳波を使った製品システム、すなわち、脳波をキャッチして、気分に応じて音楽が聴けたり、その人の気持ち・意思を反映・認識するシステムなど、脳波の応用用途への関心度について調査しました。その結果、「脳波に対応した音楽(リラクゼーションなど)」が37.4%と最も多く、続いて、「脳波を利用した睡眠誘導(アプリ)」が36.0%、「脳波を利用した健康管理」が35.8%となりました。脳波を利用したものとして、音楽、睡眠、健康、といったキーワードが注目されています。これらに続くものとして、「脳波で集中力トレーニング」34.5%、「脳波で居眠り防止」30.6%などがあります。最近、パッチタイプの脳波センサー(大阪大学)なども開発されてきており、従来よりもさらに簡単に脳波が測定できるようになりつつあります。
このほか、「脳波を利用して自動で音楽を演奏」、「脳波で意思伝達、介護支援」、「脳波でカメラ、家電製品をコントロール」、「脳波を利用した電脳住宅」、といったものも期待できそうです。いっぽう、調査を深めてクロス集計を行ったところ、「不眠症である」と答えた人は「脳波を利用した睡眠誘導(アプリ)」が最も関心が高い結果となりました。これは不眠に悩む人々にとって、できれば欲しいと思わせるものであり、こうしたアプリのニーズは高いと考えられます。年代別の脳波の応用用途への関心では、10代、20代、30代といった比較的若年層が、「脳波を利用した睡眠誘導(アプリ)」についての関心が最も高かったのですが、40代、50代では、「脳波に対応した音楽(リラクゼーションなど)」が最も高く、60代以上では、「脳波を利用した健康管理」が最も高いという結果になりました。共通して言えることは、健康関係が上位にあるということです。
また脳波関連の特許1,000件(2006年7月以降)を調べたところ、パナソニックが最も多く、続いて、ソニー、NEC、富士ゼロックス、NTT、日立製作所の順となりました。この他、企業、大学、研究機関と幅広い業態が特許を所有しています。また、脳機能研究所や脳力開発研究所など、脳研究に特化した組織もあるのが注目されます。特許流通の観点からみると、特許権を持つ企業とそれを利用したい企業の間を取り持つ、いわゆる知財ビジネスマッチングが注目されてきています。公開特許の活用はわが国全体の経済活性化にもつながり、有益な面が少なくありません。当調査では注目される脳波関連の特許を分析コメントしました。
ところで、脳波センサ関連の、世界におけるブレインコンピュータインタフェース(BCI)市場は、2017年 1,000百万ドルを突破、近年年率10%以上で成長しており、今後も市場は医療ヘルスケアやゲーム・エンタテイメントなどの需要拡大がけん引して、15~22%程度の高成長が続くものと見ています。2022年には、2,500百万ドルを超えるものと予測しています。
なお、未来ビジネス構想編では、「脳波に影響を与える未来型、音楽配信サービスの可能性」、「脳ICTの可能性、脳波コミュニケーションとテレパシー技術開発」、「ウェアラブルセンサ活用、眠れない人向け呼吸音楽アプリの可能性」、「脳ICTの中核、BMI、BCIの市場展望」、「ウェアラブル脳波コミュニケーション、脳ICTの研究、製品開発」、「 未来社会における、脳情報通信ネットワークの可能性」を取り上げており、同社では、今後、脳波ビジネス、BCIビジネスが世界的に注目される市場として拡大発展してゆく、とみています。
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『脳波ビジネス、BCIビジネス、市場開発に関する調査
-脳波特許の動向と注目企業機関、需要動向を調査-』
http://www.aqu.com/brain-bci/
◆レポート体裁 プリント製本A4版 、PDF ファイル 204頁
ISBN 978-4-904660-32-4
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