2019年7月29日(月)東京赤坂ホテルニューオータニにて、株式会社smartfaceが開発する、様々な仮想通貨や各種ポイント決済が可能な次世代型決済アプリ「SPC Wallet」&「SPC POS」の発表会が開催された。
会場では、お財布として使用する「SPC Wallet」に1000円分のコインが無料で配布され、決済アプリ「SPC POS」が導入されたパチンコ台、大型VRマシン、模擬コーヒーショップなどで実際に決済が可能であることを来場者達に体験会という形で披露してみせた。
開会式では、元防衛大臣・久間章生や、梨本宮家当主・梨本隆夫が挨拶。
京都からは芸舞妓、フィリピンのアーティストなどがステージパフォーマンスを行ない、盛大な発表会として幕を閉じた。
発表会の進行を務めた株式会社smartface取締役専務・本多利也は「このアプリで世界中の決済をひとつにしたい」と語る。
アプリケーションはGoogle playやApp Storeでダウンロード無料。
「SPC Wallet」は、支払いが出来る店舗を一覧で表示することができ、ビーコンで現在地に近い店舗からの情報サービスや、友人間のメールサービスも利用が可能。
「SPC POS」は、自分が撮影した写真を貼り付け、商品名、金額を入力すれば、誰でも電子メニューを即日に持つことが出来るという優れもの。
これまでの“ウォレットからウォレット”へのコインのみの移動とは異なり、具体的な商品取引をこと細かく確認することが出来る。
また、ユーザーから支払われたコインやポイントは、そのときに取引されている各国の為替レートに変えて受け取ることができるので、価格変動にも一切左右されない。
仮想通貨決済導入に頭を悩ませていた店舗オーナーにとっては朗報である。
決済後の支払いサイクルも翌日と短く、カード会社のようなウエイティングタイムも不要。
今後のサービス展開として、給与明細や在庫管理、顧客データも管理できるシステムの追加。
これに加え、ビーコン・自動メールサービスなどもシステムも組み込まれるため、POS導入の開発費が出せずにいた企業にとっては、喉から手が出る程のサービスに違いない。
このアプリは独自のインターネット文化を持たない国であれば、世界中で利用可能である。
POSが導入された“キオスク”と呼ばれるタッチパネル式モニターを利用すれば、完全無人の店舗決済マシンとして使用することも出来ると説明した。
今後は代理店を通し、様々な店舗への導入を図るとともに、IRリゾート(カジノ施設)等への導入も勧めていくと映像で披露。
2020年以降には、国内でオープンする大型ショッピングモールや、スマートシティとして開発される大規模な都市開発への導入なども予定していると発表した。
SPCは日本国内に留まらず、代理店を通し、世界展開を行っていく。
言語は現在、英語、中国語、韓国語、日本語対応。
アプリダウンロード数の多い国は、随時言語追加対応行う。

 

 

 

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