[アプリ概要]
インストールしたアプリの権限を表示するアプリは、いくつかありますが、今回紹介するアプリ「tSpyChecker」は、アイコンで判り易く表示してくれます。
また、アプリを分析し、可能性がある脅威を示してくれます。
最も、ここで危険度が大きいと判断されても、悪意のあるアプリとは限りません。
広告が表示されるアプリでは、インターネットに接続する権限を要求されますし、常駐型のアプリでは、通話時の対処をする必要があるので、電話機能にアクセスする権限を要求するでしょう。
悪意があるかどうかは、自己判断になりますね。
ほとんどの人は判断できないと思いますが・・・。
[アプリの分析と脅威]
初めて、アプリを起動すると、インストールされているアプリが全て分析されます。
悪用されるとヤバイ権限が6つのアイコンで表示されます。
アイコンがピンク色になっていたら、その権限を有しています。
アプリをタッチすると、詳細を見ることができます。
脅威がないと判断されている「3G Watchdog」と人マークのアイコンがピンク色になっている「Advanced Task Killer Free」の詳細を見てみます。
[3G Watchdog]
このアプリは、分析の結果安全であるとされています。
「アンインストール」・・・アプリを削除できます。
「除外リストに追加」・・・アプリ一覧から除外します。
「分析」・・・左図の画面が分析の画面です。
「詳細説明」・・・許可されている権限が日本語で表示されます。
「権限」・・・パーミッションコードが表示されます。
「詳細説明」をタッチしました。
許可されている権限が表示されます。
電話機能へのアクセスが許可されています。
これは、脅威になるはずですが、安全と判断されてますね。
何らかの基準があるのかもしれません。
よく見たら、インターネット接続の権限は要求されていないので、電話番号などの情報を外部に送信されることはないですね。
「権限」をタッチしました。
コードようなものが一覧表示されています。
これを見ても普通の人は、さっぱりわかりません。
開発者ならピンと来るのでしょうが・・・。
[Advanced Task Killer Free]
悪意のあるアプリケーションの場合に危険ですと判断されました。
電話機能にアクセスする権限とインターネットに接続する権限があるので、脅威と判断されているようです。
Advanced Task Killerは、広告が表示されるのでインターネット接続の権限が要求されます。
また、常駐型のアプリなので電話機能へのアクセス権限を要求されてもいいような気もします。
やはり判断は難しいですね。
[並び替え]
メニューを開いて、並び順をタッチすると、並び順ウィンドウが表示されます。
更新日順、リスク順、アプリ名順で並び替えることができます。
「リスクの高い順」で並び替えたいと思います。
一番権限を要求しているのが、SMSでした。
当然といえば当然ですかね。
[tSpyCheckerの権限]
必要な権限はありませんでした。
安心して使えますね。
今回は、インストールされたアプリの権限を判り易く表示してくれるアプリ「tSpyChecker」を紹介しました。
アプリの分析を行ってくれるので、もし悪意があった場合、どんな情報が流出するのかわかります。
「tSpyChecker」自体、何も権限を要求していないので安心して使用できますよ。
タイトル | tSpyChecker |
開発元 | taosoftware co.,ltd |
アプリバージョン | 1.0.3 |
アプリ更新日時 | 2011/2/16 |
価格 | |
Google Play評価 | 4.2 |
Androidバージョン | Android Version 1.6 以上 |
言語 | 日本語 |
※機種によっては、正常に動作しない場合がございます。
※開発者様、Google社の都合で該当アプリが削除されている場合がございます。
※また、アプリ名や内容が大幅に変更されている可能性もございますので予めご了承ください。